【プロフィール】「かず」とは??

「かず」って誰??

私の英語学習はまさしく「挫折」の連続でした。

挫折→成功→挫折→成功をくりかえし、TOEIC満点や英語で仕事を獲得までたどり着きました。

私の英語学習では大きく3つの「挫折」がありました。

① 外国人に話しかけて「絶望」を感じる

② 大学の英語の授業で「恥」を書いてしまう

③ 留学後に英語学習に対して「諦め」の気持ちが生じる

ただ上記3つの大きな「挫折」が英語学習のターニングポイントでもありました。

そんな状態から何度も這い上がり、TOEIC満点・英会話習得を達成することができました。

・TOEIC満点を獲得(リスニング満点5回連続)

・英語を使って仕事を獲得(留学3ヶ月半だけで達成)

そこで本記事ではどうやって「挫折」を乗り越え英語学習で「結果」を出せたのかを書いていきます

挫折①:「絶望」から始まった英語学習

私の英語学習はまさしく「絶望」から始まりました。

それは高校2年生の修学旅行での出来事。

修学旅行先は、グアムでした。(今から思うとめっちゃ恵まれていました。)

そのグアムでの修学旅行で現地の高校生と交流する機会がありました。

私自身はその時が初めての海外ということもありとてもワクワクしていました。

周りの友達を映さないようにしたらアップになりすぎました。(笑)

現地の高校生と自由時間みたいなものがあり、そこで私は誰かと話そうと試みます。

ただいざ話そうとするとなかなか話し出せませんでした。

そしてようやくでてきた英語は ” The weather is nice”

そのあとは頭が真っ白になって何もでてきませんでした。

とにかく何も単語すらでてこなかったのです。

今でも覚えていますが、その時の自分の気持は「絶望」の一言でした。

あまりにも何も言えない自分に苛立ちさえ感じました。

ただこの時の感情が自分の未来の成功を形づくってくれることになります。

その出来事から英語学習を真剣にはじめることを決意します。

そこから私の英語学習の旅がはじまりました。

TOEIC初受験で725点を獲得

修学旅行で悔しい思いをしてから英語学習に必死に取り組むようになりました。

まずは最初は基礎固めということで「単語」を必死に毎日取り組みました。

朝早起きをして単語帳を繰り返していたのを覚えています。

そして単語がある程度分かるようになってきて文が読めるようになりました。

ただ1つ問題がありました。

それは「文を読むのが遅い」ということでした。

当時センター試験の過去問を解いて全然最後まで間に合いませんでした。

TOEICでいうとおそらく160番くらいのところで止まるくらいの速度だったと思います。

「読むスピードをどうにかしなくては。。」と思いつつ学習法を模索していました。

そんなある日、ある1つのブログの記事に出会いました

ターニングポイント1: ブログ記事との出会い

それは「文を速く読めるようになる方法」と言った内容な記事でした。

私は「これだ!」と思ったのを覚えています!

それは「音読」を利用して英文を速く処理する方法が書かれていました。

その記事をみてすぐさま書店にいき英語の音読練習ができる本を買いました。

この時した小さな投資があとで大きいものになるとはこのときは予想できませんでした。

「音読」を参考書を使いながら練習していくことで確実に読むスピードがあがっていきました。

「音読」のおかげもありTOEICの初受験では725点を取得することができました。

それが私の英語学習の中で最初の「成功体験」でした!

自分の中では英語力が限りなくあがった感覚でいました。

ただこの時の私は、この後起こる第2の「挫折」が待っている知るよしもありません。

挫折②: 英語の自己紹介で「差」を見せつけられる

高校時代に英語学習を頑張った私は英語力を大きくあげることができました。

そんなこともあり私は関西学院大学の国際学部に進学します。

「留学もできる!」ということでとても楽しみに入学を待っていました。

ただそこで待ち受けていたのは自分をどん底に落とすような経験でした。

それは大学1年生の一番最初の授業でおきました。

大学最初の授業は英語ではじまりました。

周りの生徒がぜんぜん知らない人のなか授業がはじまりました。

そして先生がいきなり「みなさん英語で自己紹介しましょう!!」と。

私は高校である程度英語を勉強したので「大丈夫だろう!」と思っていました。

少なくとも、一人目の人が英語で自己紹介するまでは。。

一人目の人の口から出てきたのはネイティブ並みに流暢な英語でした。

そして次の人も、次の人も流暢に英語で自己紹介を終えていきます。

それを見ていた私はあまりにも自分との「差」を感じて逃げ出したかったです。

なんとか自分なりに英語での自己紹介を終えましたが、とてつもなく惨めな気持ちでした。

自分が英語が流暢に話せないという現実を突きつけれたような感覚でした。

またネイティブの先生の英語をあまり聞き取れていない自分にも焦りを感じました。

周りの先生がネイティブの先生を理解し、ジョークも理解し笑い合っているなか

私は分かったふりをして一緒にとりあえず笑っていました。

ただあまり言っていることも聞き取れず本当に焦りしかなかったです。

あるときは、英語が上手く使えずに先生に「カモーン」と使って怒られたりもしました。(笑)

今では笑い話として語れますが、正直その当時は英語の授業が苦痛でした。

ただ同時に「このままではダメだ」という気持ちもありました。

そこからは英会話を含めて「使える」英語を鍛えると心に誓って勉強をはじめます。

TOEIC800レベル+英会話力のアップ

英語の授業でさんざん恥ずかしい思いをした私ですが、

あることを発見してしまいます。

それは大学の「単位認定」というものでした。

これは簡単に説明すると、TOEICで高得点をとれば英語の授業を取らなくてもいいというものでした。

正確には覚えてないですが、

・TOEIC700以上 → 大学1年生の授業免除

・TOEIC780以上 → 大学2年生の授業免除

・TOEIC850以上 → 大学3年生の授業免除

だいたいこんな感じだったと思います。

これをみた私は「絶対単位認定する!」と誓いました。

英語学習自体はしたかったのですが、正直クラスがめんどくさかったからです。

私の学部は国際学部だったので週に4回も英語のクラスもありました。

かつ宿題の量はかなりあったので、私はそれから逃れたかったです。

大学1年生の時点で725だったので大学1年生の授業は免除されました。
(3〜4個ほどクラスを受けてから単位認定の存在に気づきました。)

ただ大学2年生の基準の780くらい(あまり覚えて以内)には届いていませんでした。

そこである目標をたてました。

大学2年生までに、TOEIC780以上をとり英会話も身につける

ただ目標を決めたのはよかったものの、その目標の達成方法が分かりませんでした。

そこで高校の「挫折」の時と同じように学習法をたくさん漁りました。

そこである1冊の本との出会いが私の後の英語力を大きく変えてくれます。

ターニングポイント2: 英語学習本との出会い

それは「英語を英語のまま理解する」という趣旨の内容でした。

この本に取り憑かれたように読み込み、「これだ!!!」と思ったのを覚えています。

「これができればTOEICも英会話も伸ばせる!」と確信しました。

そこから「英語を英語のまま理解する」方法をたくさん実施していきました。

聞き流しをたくさん行ったり、音読も「英語のまま理解する」ことを意識して行いました。

その練習を繰り返していくなかで今までに無いような実感ベースの変化がでました。

その当時は、英語の映画やドラマを見ていたのですがミルミル聞こえるようになってきました。

英語のドラマで有名な『フレンズ』も最初は全然分かりませんでしたが、

「英語のまま理解する」練習法を毎日徐々に実践し、ある時からは理解できるようになりました。

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今まで実感ベースでそんなに変化したことがなかったのでその時の感動は覚えています。

本当にあの時にあの本に出会えてよかったと思います。

またリスニング力も伸びてきたので、アウトプットも鍛えていきました。

主にオンライン英会話を使って英語を話す練習を繰りかえし行いました。

大学2年の中盤にはすでにTOEIC780は超えることがでました。

するとリスニング力に加えて、アウトプットもグングン伸びていきました。

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また同時にそれ以上に大切な実践で「使える」英語を手に入れることができました。

そしてその英語を活用すべく留学することに決めます。

挫折③: 留学「前」「中」「後」全て後悔

留学すること自体を決めたのは大学1年生の中盤あたりでした。

ただこの時の自分は後々かなり後悔することになる決断をしてしまいます。

留学をするかどうかを決める当時私には他の興味がありました。

そのほかの興味とは「心理学」でした。

というのも私の英語学習には「心理学」も取り入れて学習していたからです。

「行動心理学」などを研究し自分の英語学習に活かしていました。

それで結果がでたといのもあり「心理学」にドンドンハマっていきました。

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その時は英語よりも「心理学」にハマっていたので留学の興味も薄れていました。

いろんな経緯と結局は言い訳になるのですが長期留学を諦めます。

理由は恥ずかしいですが、「大変そうで、めんどくさそう」だったからです。

最終的には3ヶ月半の短期留学をカナダですることに決めます。

ただ留学が近づくにつれて英語学習に力を入れ始めます。

また英語に興味が湧いてきた私が徐々に自分の留学の決断を後悔しはじめます。

「長期留学にしとけばよかった。。。。」

おそらくその言葉を自分のなかで1万回以上繰り返していました。

留学「前」からすでに後悔しまくりでした。

そして留学先はカナダのトロント大学でとても素晴らしかったのですが、

自分のなかで長期留学への思いが拭いきれず後悔しかしていなかったです。

留学「中」にも何度も自分の決断に後悔し全力で楽しめませんでした。

そして留学「後」にその後悔はピークに達しました。

「長期留学していない自分は英語が身につけられない」

いつしか英語学習を諦めかけている自分がいました。

自分の英語学習のなかでは最大の「挫折」だったかもしれません。

ただその当時を救ってくれたのは祖父の言葉でした。

「何事にも縁がある」

私はその言葉を信じ「留学の後悔を成功に変える!!」と誓いました。

そして再度這い上がり英語学習を進めていくこととなります。

TOEIC900以上+英語で初仕事を獲得

祖父の言葉を頼りに前を向いてひたすら英語学習を開始。

そしてこの時も英語学習目標をたてました。

大学3年までに、TOEIC900以上獲得しスピーキングをさらに流暢に

大学2年生のときは、すでにTOEIC780以上あったこともあり授業は免除。

ただ大学3年生のときの授業免除の基準のTOEIC850を満たしていませんでした。

週4回英語のクラスがない快適な状態にこの時点ではもう完全に浸っています。

その状態から抜け出したくない一心で絶対900とると誓いました。(笑)

それと同時に留学にいって自分の流暢さの低さに気づいたのでそこも目標にしました。

ただこの時もどうやって学習すればよいかに迷っていました。

そこで大学2年生のときにまた大きな出会いが待っていました。

ターニングポイント3: 第二言語習得論(SLA)との出会い

それは「第二言語習得論(SLA)」という言語学との出会いでした。

大学3年生からはゼミに入る予定で、私の教授の専門が「言語学」でした。

そのため大学2年生のときから「第二言語習得論」を研究しました。

「第二言語習得論」とは、第二言語習得のメカニズムを解明していく学問です。

第二言語習得論とは?主な理論と英語学習成功者の5つの特徴 ・「第二言語習得論」って何? ・そもそもどんな「理論」なの? ・「第二言語習得論」をどう活かせばいいの? 私は大学時...

簡単にいうと第二言語習得はどうやって身につくのか??というような学問です。

この学問を研究したことにより、自分の英語力の質がめちゃくちゃあがりました。

「第二言語習得論」を英語学習に応用して学習をはじめました。

そのかいもありTOEICでは大学2年時に850を超えることができました。

そしてその数ヶ月後TOEICを受けて930・940を連続で取得。

また「第二言語習得論」の研究を進めるなかで発音もかなり改善しました。

それまでは日本語発音が強かったのですが、

ネイティブに「日本語アクセントがないね!!」と言われるようになりました。

https://eigoprogress.com/eigonohatsuonrensyu/

これも全て「第二言語習得論」を学んだおかげでした。

また実力の英語力もドンドン伸びていきついに仕事を獲得することもできました。

その仕事はイギリスのバレエと日本のバレエ学校を繋ぐ通訳の仕事でした。

ただ英語ができるようになってこの後自分が思ってもいないような人生を歩むことになります。

3回の「挫折」を乗り越え、英語で人生が変わる

私の人生は英語によって人生が変わりました。

よくある「英語で人生が変わりました〜〜」的なのではなく、

本当に人生が英語によって変わりました。

大学の就職活動のときはTOEICスコアが900以上あったことによりかなり有利になりました。

もちろんTOEICだけではないですが、応募企業にほぼ通ったのはTOEICが大きかったと思います。

そして最終的に私はEnglish Companyという会社に就職することを決めました。

ここでは英語コーチとしてビジネスパーソンの方に英語学習を指導していました。

コーチングという形だったので、期間もかなり短く、驚くほど高額でした。

当時私が担当しいたコースは3ヶ月で総額60万ほど、2ヶ月で45万ほどでした。

最初は「高!!」と思いましたが、教え始めてからすぐに「安い。」に変わりました。

というのも生徒さんの英語力が驚くスピードで伸びていったからです。

TOEICスコアでいうと、3ヶ月で200UPはたくさんいて、300以上UPも多数いました。

自分の成長速度の3倍4倍5倍10倍早い成長をみて驚きしかなかったです。

その時に英語コーチングという可能性を感じ、自分の仕事にやりがいを感じました。

そんな英語コーチというやりがいのある仕事ができたのも自分の英語学習のおかげです。

今ではその会社は退職し、独立して英語コーチをしています。

またそのかたわら、日本語講師として英語で日本語の指導もしています。

その仕事をしてから「教える」ということが自分の天職だと気づきました。

もう本当に何もかも全て英語ができるようになったから可能なことです。

またキャリアだけでなく、自分のプライベートの生活もガラリと変わりました。

外国人と友達がたくさんでき、生涯の友達といえる存在も作ることができました。

また外国人の彼女を作ることもできました。

公私ともに英語によって私の人生全てが変わりました。

ただ私としてはまだまだ自分の英語に満足していません。

これからも自分の英語力を成長させ、自分の人生をより良いものにしていきます。

それと同時に英語学習・英語指導の経験を活かし

英語学習の楽しさ、英語学習の方法などをできるだけたくさんの人に共有したいです。

これからも私また生徒さんの「挫折」は大量にあると思います。

ただもう「挫折」はこわくありません。

なぜなら「挫折」があるからこそ、より良い未来が作れるからです。

自分の「挫折」も生徒さんの「挫折」も全て乗り越えてみせます。

ここまで読んで頂いた方、

本当にありがとうございます。

私のことを読む前よりは知って頂けたかと思います。「かず」って誰??

【経歴】

・関西学院大学 国際学部卒業

→「第二言語習得論(SLA)」という言語学専攻

→ 大学時代はフリーの家庭教師として活動

・大学卒業後  English Company就職

→ 英語コーチとして2~3ヶ月のプログラム担当

→ 上級コーチとしてTOEIC200~300UP続出

・独立後 日本語講師&英語コーチ

→ アメリカ人を中心に英語を使い日本語指導

→ TOEICと英会話を中心に英語コーチ

→ TOEIC満点(990)を取得

また以下のような価値観をもち英語指導や英語学習の情報発信をおこなっています。

英語コーチ かず