・TOEICで集中力が続かない。。。
・2時間集中力をどう保つ?
・集中力の具体的な鍛え方は??
TOEICの試験は2時間ととても長く集中力を維持するのが難しいですよね。
私も最初の頃はTOEICの量の多さにうんざりして集中ができませんでした。
ただ3つのコツを意識するだけで集中力を維持できTOEICリスニングも満点がとれました。

本記事ではその「3つのコツ」を徹底解説していきたいと思います。
❶ 試験と「同じ道具」を使う
❷ 試験と「同じ時間」を意識する
❸ 「メンタル」の練習をする
記事の前半では3つのコツを活かす前に知っておくべきことを解説します。
記事の中盤ではTOEICで2時間集中するための3つのコツについて解説していきます。
そして記事の後半では、集中力をどのように具体的に鍛えるかを解説していきます。
TOEICでの集中力は正しい方法で練習すれば誰でも高めることができます!
Contents

TOEIC試験で2時間集中力を保つために必要なこと

「試験本番と同じ環境」での練習がTOEICの試験で2時間集中するためには最も重要になります。
人は自分が慣れている環境だと自身の最高のパフォーマンスを保つことができると言われています。
スポーツの試合ではホームのチームの勝率がかなり高いと言われています。
それは、「慣れている環境」のためだと言われています。
ホームであれば慣れている状態なのでパフォーマンスを高く保てるわけです。

逆にアウェイの試合だと自分たちの慣れている環境ではなくなります。
そのためパフォーマンスが悪くなり負け試合が多くなります。
TOEICでも同じで自分の慣れていない環境だとパフォーマンスが落ちてしまいます。
試験本番で最高のパフォーマンスで臨めるよう普段から本番同様の環境づくりが重要になります。
ではどうすればよいかですが、模試を使って2時間の集中力を鍛えるのが一番です。

なぜなら、模試が試験とほぼ同じ環境を作り出すのに最適だからです。
模試は当然本番と同じ2時間なので、TOEICで2時間集中する力が鍛えられます。

ただ、模試を受けるだけでは十分ではありません。
模試を受ける際に意識すべき「3つのコツ」があります。
以下ではその「3つのコツ」徹底解説していきます。
❶ 試験と「同じ道具」を使う
❷ 試験と「同じ時間」を意識する
❸ 「メンタル」の練習をする
TOEIC試験で2時間集中力を保ち続ける3つのコツ① 試験と同じ道具を使う

模試を受ける段階から試験と同じ「道具」を使うようにしましょう。
TOEICで使用する道具は何があるでしょうか?
といったところですね。
これらの道具を普段使うものにしておくと自分の「慣れた環境」を作れます。
例えば、マークシートも本番と同じように塗りつぶすことを練習からしたほうがよいです。
普段ノートに記録したりしているとマークシートでストレスを感じることもあります。
ストレスを感じるとTOEICの試験で2時間集中するのが難しくなってしまいます。
またマークシート以外にも音源などもできるだけ本番と同じ環境に揃えた方がいいです。

音源は本番では放送やカセットを使用して流されます。
なので、普段イヤホンから聞いていると本番で少し違和感を覚えるかもしれません。
全て細かいことではありますが緊張感の高いなかでは重要な事項になります。
まず、道具を揃えることでTOEIC2時間集中力が保てるようにしましょう!
TOEIC試験で2時間集中力を保ち続ける3つのコツ② 試験時間も本番同様に

① 本番と同じ120分で模試を解く
② 本番で使用する腕時計を使う
① 本番と同じ時間を確保して練習する
模試では必ず試験本番と同じ時間を確保して練習するようにしましょう。
TOEICはリスニング45分、リーディング75分の合計2時間のテストです。
TOEIC練習の模試であっても必ず2時間通して行うようにしましょう。
TOEIC2時間通して解くことで、TOEIC2時間解くという集中力がつくからです。
② 時間配分を腕時計の感覚で
自分の腕時計を使いTOEICの模試を実施することがとても重要になります。
シンプルすぎてあまり効果のないようなことに聞こえるかもしれません。
しかし、試験で焦ってしまうことを考えると馬鹿にできることではありません。
その小さな焦りがTOEIC全体で2時間通して問題を解く邪魔になってきます。
タイマーで時間配分をするのと腕時計を使用して時間配分することは若干感覚が異なります。

タイマーでは残り時間が表示されますが、腕時計はそうはいかないからです。
時計の針を試験本番の時間にあわせるという方法をとって対策をします。
時計の針がどこにあるときにどこの問題を解いておかないといけないかを把握できます。
これを練習の段階の過去問や模試で時間配分を意識して解くことが重要になります。
そうすることで、ストレス無しにTOEICで2時間集中して問題を解くことができます。
時間配分はTOEICにおいてかなり重要になるので、練習の段階から慣れるようにしましょう!
TOEIC試験で2時間集中力を保ち続ける3つのコツ③ 気持ち切り替えの練習

TOEICでは気持ちを切り替える力も集中力を保つうえでは重要になります。
TOEICはリスニングにおいて最も集中力が必要とされます。
リスニングは45分と長い上に1回しか英文が聞き取れないからです。
常に集中力を研ぎ澄ませておかないと高得点をとることはできません。
集中力を研ぎ澄ますうえで邪魔になるものがあります。
それは聞き取れなかった時の感情です。

音声が聞き取れなかったり問題を解ききれない時にその問題に固執しがちです。
過去の問題に集中をしてしまい次の問題に集中を向けるのが難しくなります。
聞き取れない問題や解ききれない問題には必ず出くわします。
それはある意味でテストをしていると仕方ないことです。
なので、聞き取れない・解ききれない部分があった際にどのように対処するかが重要になります。
❶ 終わった問題は気にしない
❷ 1問くらい間違ってもいい
❸ 所詮は選択肢問題
終わった問題は気にしない
TOEICで集中して解くための1つ目の切り替えはで、「終わった問題は気にしない」です。
次の問題に取り掛かることにフォーカスしなければいけません。
ただこれも意識するだけでは十分ではありません。
「終わった問題は気にしない」と知っていても気にしてしまうのが人間だからです。
これも「意思」に頼るでのはなく、「練習」によって鍛える必要があります。
模試を使いながら「気にしない」という力を養っていきます。

模試を解いていて聞き取れない部分や解ききれない部分が出てきた時には気にしないことを意識します。
最初はどうしても過去の間違いに固執してしまいますが、何度も模試で練習していると慣れてきます。
「気にしない」ということを意識することに尽きるのですが、「気にしない」マインドセットを少し紹介したいと思います。
1問くらい間違えてもいい
「1問がくらい間違っていいや」という寛容なマインドセットが重要です。
リスニングで1問間違ったところでそこまで点数は変わりません。
特にTOEICのリスニングは満点を取るのでも3問程間違って良いわけです。
なのでたった1問ミスしたくらいでは痛くも痒くもありません。

聞き取れなかったり、解ききれなかったりするとその瞬間は気になります。
ただ、その瞬間にもう少し大きい視点を持ちましょう。
あなたがフォーカスすべきは、その過去の問題を正解することではありません。
全体のスコアをあげることなはずです。
そのことを意識して次の問題へとサッと進んでいきましょう。
選択問題だからあっているかも

もう1つ身につけて頂きたいマインドセットは、「所詮TOEICは3択か4択だ」ということです。
間違った問題は気になるかもしれませんが、その問題が必ずしも間違っているとは限りません。
仮に全然聞き取れなかったとしても適当にマークしたらあっているかもしれません。
例えば、part3の問題で3つの問題中1つの答えが気になったとします。
そしてその結果その答えに固執して次の3問が全く集中して聞けなかったとします。
それで後で答えを確認したらその問題は結局あっていたが、その次の3問は全滅ということはあります。

ということはその問題を気にしようが、気にせず次に進もうが結局は合っていたということになります。
そう考えると合っているか悩む時間がかなり無駄だということがわかると思います。
無駄どころか次の問題に大きく影響を与えるので悩む暇はないです。
「TOEICは所詮選択問題だ」と割り切って次の問題に進んでしまいましょう。
TOEIC2時間集中して解くための「根本的」解決策

ここまで集中力を保つための3つのコツとその鍛え方を紹介してきました。
ただあくまでそれは表面上の解決策にしかすぎません。
TOEICで2時間集中して解くためには「根本的」に英語力をあげることが必要になります。
単語が分からなかったり、音声が聞こえなかったりしたらそこで集中力が落ちてしまうからです。
逆に英文がクリアに理解できて、聞き取れたら集中力を保つことが可能になります。
TOEICのスコアを「根本的」にあげて、実践で「使える」英語も鍛える方法を以下で紹介しています。

集中力にも直結するところなのでぜひチェックして頂ければと思います!