・TOEICリスニング満点ってどんなレベル??
・TOEICのリスニング満点をとるための学習法は?
・TOEICリスニング満点をとるための参考書は?
私は過去これまでTOEICを受け5回連続でリスニング満点をとることができました。
留学はたったの3ヶ月で長期滞在なしで日本にいても800台から900を満点5回を達成しました。
ただTOEICのリスニングで満点をとるためにはリスニング力だけでは無理です。
その他にも3つの重要な要素がありますので本ブログではそれらの要素を徹底解説します。
① 「正確に」聞き取る力
② 「高速」での情報処理力
③ 満点のための「集中力」
上記の3つの要素を伸ばせば、TOEICリスニング満点はそこまで難しくありません。
以下で紹介する方法をぜひ実践してTOEIC満点を目指しましょう!
Contents

TOEICリスニング満点をとるための学習方法

本質的にTOEICリスニング満点をとるために必要だった3つの力を以下で解説します。
① 「正確に」聞き取る力
② 「高速」での情報処理力
③ 満点のための「集中力」
TOEICリスニング満点を取るために必要な力① 正確に聞き取る力

TOEICリスニング満点レベルだと音が全て正確に聞こえるレベルになる必要がありあす。
音を全てスクリプトにして書き起こせるようなレベルです。
聞き取れない音があるとそこが気になり集中力もきれてしまいます。
なのでまずは1つ1つの音を正確に聞き取れるようにならないといけません。
「聞き取る力」の鍛え方
「聞き取る力」を鍛えるために具体的にすることはシャドーイング練習です。
実際のTOEICの模試などのリスニングスクリプトをみてシャドーイングできるようにしていきます。
*下記の学習法はTOEICリスニング350〜450の人にオススメです。
① 音声を聞いて聞き取れない箇所を明確にし印をしておく
↓
② 印をつけた聞けない箇所の音声を注意を払って3回ほど聞く
↓
③ スクリプトを見ながら聞いた音を真似てシャドーイングする
↓
④ スクリプトを見ずに聞いた音を真似てシャドーイングする
この練習をPart3とPart4のスクリプトを使って何問も何問も繰り返してやっていきます。
スクリプト無しの等倍速で完全に再現できるまで何度も繰り返すようにしましょう。
それができればTOEICリスニング満点を取るための力に少しでも近づけます。
以下では、実際に効果がでるシャドーイングの方法を公開しています!

TOEICリスニング満点を取るために必要な力② 「高速」で英文を処理する力

TOEICリスニングで満点を取るためには速いスピードで文を処理する必要があります。
PART1・2は「聞き取る力」があれば満点をとることはそこまで難しくないです。
しかし、PART3とPART4は音を聞き取る力だけでは十分ではありません。
PAER3・4は、英文が一回しか読まれず3問を同時に答えなければいけません。
そのため処理をする速度が追いつかないと落ちてついて満点はとれません。
そこで以下では素早く英文を処理する方法を紹介していきます。
「処理能力」の鍛え方
処理能力を鍛える方法は主に2つのやり方があります。
① 「文」素早く処理する力→「音読」で鍛える
② 「問題」を素早く処理する力→「模試」で鍛える
① 「文」自体の処理速度を早める方法
PART・4の問題を解くためのテクニックだけではTOEICリスニング満点はとれません。
そもそもの「文」の処理をする力が「処理能力」のほとんどを握ります。
シャドーイングで音を捉える力をいくら鍛えても文を速く処理できなければ意味がないです。
だからこそ超高速で文処理をできるようになる必要があります。
そのためには「音読」を使って文の処理能力を鍛えるのがとても効果的です。
② 「問題」を解く処理速度を早める方法
あとは「問題」の処理能力を鍛える必要があります。
問題の処理の仕方が下手くそではTOEICリスニング満点は難しいです。
「問題」を処理する力は公式問題集を使って実践で鍛えていきましょう!
設問は基本的には3問あって、発話の最初から順に問題が組まれています。
1問ごとにマークシートに塗っていく手法はオススメしません。

なぜなら、それをやっていると塗っている間に聞き漏らしてしまうことがあるからです。
この「聞き漏らし」はTOEICリスニング満点を取る上で一番やってはいけません。
いくら「聞き取る力」があっても「聞き漏らし」はどう頑張っても思い出せないからです。
なので設問を見ながら聞いて、全て聞き終わってから高速で塗りつぶすようにしましょう。
これは実践を重ねていると慣れてきます。
ただ、解き方を「意識」しないと一向に改善されません。
なので毎回目的意識をもって模試を解くようにしましょう!
TOEICリスニング満点を取るために必要な力③ 集中力

おそらくTOEICはリスニングだけでいえば、「集中力」が最も必要となるテストです。
PART1〜PART4までの問題数は100問でさらに先程の「処理能力」が求められます。
TOEICリスニング満点をとるためには「集中力」がないと厳しいです。
実際、TOEICをネイティブの人が受けてもTOEICリスニング満点をとれないということがあります。
しかし、それらの多くの理由は彼らの「集中力」がもたないからです。
この「集中力」も「聞き取る力」「処理能力」同様に鍛えておく必要があるわけです。
「集中力」の鍛え方
「集中力」も「処理能力」同様に模試を使って鍛えていきます。
テストにおける「集中力」を鍛える上で一番大切なことは何か?
それは、テストと同じ臨場感をつくって学習することです。
なので時間がないからといって、PART別ごとに解いていては臨場感はつくれません。

必ず時間をはかって最低でもリスニングはPART1からPART4まで一気に解きましょう。
「集中力」の中にはある意味で「持久力」も含まれています。
一気に全てを解ききることでこれらの力を練習段階でしっかりと身につけておきます。
TOEICリスニング満点をとるためのパート別攻略法

最後にTOEICリスニング満点を5回連続とった私の経験からパート別攻略法を書いていきます。
Part1→ 引っ掛け問題に気をつける
Part2→ 消去法を基本に解く
Part3&Part4→ 設問先読み&集中して聞く
TOEICリスニング満点のためのパート別攻略: Part1
Part1は基本的に普通に解くだけですが、たまにある引っ掛け問題に気をつけましょう。
例えば、以下のような画像のものがあったとします。

そこで音声で “The bicycles are being parked” みたいな選択肢があったりします。
一見正解のようですが、今自転車が停められている最中ではないので間違いになります。
part1は簡単だからこそ、早とちりをしてこういった解答に流されてしまいます。
「状態」と「行動」を分けて理解することでこのようなミスは防げます。
part1は簡単ですが油断せずに解きましょう
TOEICリスニング満点のためのパート別攻略: Part2
Part2は消去法で解いていくのが基本です。
TOEIC全般に言えることですが、正解が100%正解と言えないような正解があります。
選択肢 A70% B10% C10%だからCが正解みたいな問題がいくつかあります。
Aを聞いた瞬間これはなさそうだなとなり、BとCを聞いても違うという場合。
もう一度考えてみると「Aも言えなくもないかな。。」「だからAが正解か」
みたいな問題があります。
最初から消去法前提でないとこの類の問題は解きにくいです。
逆に消去法で解く心がまえができていれば、微妙な問題も乗り切れます。
Part2は基本消去法で解き選択肢を吟味するセオリーでいきましょう!
TOEICリスニング満点のためのパート別攻略: Part3&4
Part3と4では設問の先読みが重要になります。
問題を先読みすることにより、聞く箇所の目星をつけることができます。
ただし1点注意すべきなのは、設問の質問に目を通すだけで、選択肢は目を通しません。
なぜなら、選択肢の4つ中3つは不正解だからです。
選択肢をみることによって逆に勘違いや混乱を招いてしまいます。

先読みはとても重要ですが、設問の質問にだけサッと目を通すようにしましょう。
聞きながら解くという方法も良いですが、気が散る場合は全部聞いてから解きましょう。
問題文がしっかりと全て聞き取れば、全文聞き終わってからといても十分間にあいます。
ただ問題文を聞き取れるという部分が大前提で超重要なのでそこの力は別途鍛えましょう。
TOEICリスニング満点のために使った1つの参考書

TOEICリスニングで満点をとるために使った参考書1つを紹介します。
それは「TOEIC公式問題集」です。
よくリスニング専用の教材を買う人がいますがTOEIC公式問題集で十分です。
なぜなら参考書それ自体が大切なのではなく、「使い方」が重要だからです。
正直TOEIC公式問題集じゃなくても「使い方」次第ではTOEICリスニング満点とれます。

ただTOEIC公式問題集が一番本番に近いかたちの模試なので一番オススメです。
あと1つに絞っているのには理由があります。
それは1つの参考書を極めることは3個5個の参考書を満遍なくやるより大切だからです。
ブルース・リーも「100個のキックを知っている人より、1個のキックをマスターした人のほうが怖い」といっています。
TOEICリスニング満点を取りたい人はとくに極めることがより求められます。
なので、公式問題集1つに絞ってそれを極めることを意識しましょう。
TOEICリスニング満点の人はどんなレベル?

「TOEICリスニング満点の人ってどれくらい聞き取れるの?」
実際にTOEIC満点の人のリスニング力は気になるところだと思います。
自分自身の経験も含めて上記の質問に解答したいと思います。
TOEICリスニング満点者のレベル
① TOEICの英語であれば余裕で聞ける
② 映画などは聞き取れないこともある
③ TOEIC満点の中でも個人差がかなりある
個人差はあるがTOEIC英語は聞き取れる
TOEICリスニング満点といっても実際にはかなり個人差があります。
ネイティブレベルで聞き取れる人もいれば、TOEICのスコアだけは良いという人もいます。
ただ、最低でもTOEIC内でのリスニングで聞き取れないことはほぼないです。
聞き取れないような英語があっては満点をとることが厳しいです。
なので個人差はあるものの、TOEIC英語であればほぼ全て聞き取れます。
聞き取れない英語もたくさんある
では、「TOEIC900とれる人は何でも聞き取れるのか?」
当然そんなことはありません。
あくまで、TOEICのリスニングは聞き取れるというだけです。
世の中の全ての英語が聞き取れるわけではありません。
実際にネイティブと会話をするとTOEICのスピーカーよりも会話速度は少し早いです。
また、TOEICほどはっきりと明瞭に発音しているわけではありません。
また映画などになるとさらに聞きにくくなります。
難しい表現を使うこともあるのでぜんぜん聞き取れないことも稀ではありません。
現に私も映画をみても今だに聞き取れないということはザラにあります。
ただし、先程も述べたよう人によってかなり差があります。
ネイティブの発言や映画のセリフなどが完璧に聞き取れる人も存在します。
目指すべきレベル
TOEICリスニング満点のレベルがなんとなく分かっていただけたと思います。
この読者の方にはTOEICリスニング満点を目指している方が多いと思います。
TOEICリスニング満点を目指すのは非常によい目標設定です。
その目標に向かえば限りなくネイティブを理解するリスニング力に近づけるからです。
TOEICの英語が聞き取れないようではネイティブの会話を聞き取るのは難しいです。
なのでネイティブレベルを攻略するステップとしてTOEICリスニング満点を目指しましょう。
またTOEICリスニング満点のほうがリーティングより圧倒的に簡単です。
私もリスニング満点からリーティングまではかなり時間がかかりました。
その点からいってもTOEICリスニング満点を目標にするのはとてもいいです。